web遺書

日々の疑問を綴っていきたいと思います

就職活動をすればするほど貧乏になっていく

私は子供の頃から頭が悪く、机の上のお勉強がまったくできない人間でした。

なのでこのブログも言葉の間違いや稚拙さで読みにくいかと思いますが、頑張って自分自身の言葉を残していけたらと思います。


本日は 私が二十代半ばの頃、勤めていた会社を長時間労働と片道2時間の通勤時間に耐えられず退職し転職活動をしていた時に感じたことについて書きたいと思います。

特別な技術やコネでもない限りは通常ハローワークのパソコンで求人情報を見て仕事を探しますよね。しかしそこには年齢制限や経験の有無や大卒以上という条件を設けている企業がたくさんあります。
私は頭が悪いので大学なんて夢のまた夢、特別な技術なども培って来ず、人脈も無い所謂底辺の人間。

この時点で特別な資格が不要な、高卒以上でも応募できる求人に搾られます。
※私のような学の無い人間は世間では「甘え」だの「努力が足りない」「自業自得」という言葉で片付けられがちですが、これについてはまた別の機会に書いていこうと思います。

しかし条件の厳しくない求人には当然沢山の人が応募しています。
事務職であれば1名の採用枠に対して100名以上の応募なんていうものもありました。

次の段階が書類選考です。
履歴書用の写真ってお金がかかるんですよね。スーパーの横に置いてある写真機じゃなくて写真屋さんに撮ってもらった写真でなければ書類で落とされるという話を聞いたので、写真屋さんで履歴書用の写真を撮ったことがあります。履歴書数枚分の写真の為に1万円近い金額が飛びました。今考えるとお金の無い人間から搾りとる、悲しい仕組みだな~;
そして郵送。「書類郵送時にはクリアファイルに入れて速達で・・・」という指導をハロワで受けました。
郵送代とクリアファイル代。1回の金額は大したことなさそうに見えますが、これを何度も繰り返しているとどうでしょうか。
私はこの時100社近くの書類選考に落ちました。考えただけでも胃が痛くなる大金をここで失ってしまったのです。
運良く面接にこぎ着けたとします。スーツ代、クリーニング代、交通費、食事代・・・ここでも沢山のお金を失うことになります。転職活動が長引けば長引くほど地獄を見ることになります。
そうして就職できたとしても、強制的長時間労働・残業代無し・休日ほぼ無し・貴重な休日に会社のBBQ大会・新人いじめ・フリーターより低賃金・・・地獄の日々の始まりです。

ブラック企業についても、またの機会にテーマを設けてお話できればと思います。

確かに努力不足と言われればそうでしょう。
だとしても就職活動で金銭を失い、就職すれば心と身体が壊れてしまう日本の社会には疑問と呈せずにはいられません。人は生きる為に働くのか働くために生きるのか。
近年は過労死問題の見直しなどなされていますがそれでも日本の働き方は未だ改善されず。

なぜ長時間労働を強いられるのか、そう考えられるうちはまだ良いです。洗脳されると何も考えられなくなりますから。

履歴書に関しても、特技や資格を書く欄があり毎回困ります。特技なんて1つも無いので。履歴書を作成していると自分という存在の無価値さに涙します。
まるで社会から「おまえはこの世の中に必要のない人間だから死ね」とでも言われている気分になります。
人って、誰かに必要とされないと自尊心を失ってしまうんですよね。

本来生物とは弱い個体は淘汰されます。仕事のできない人間、企業に採用されない人間、社会に必要のない人間って動物界で言う淘汰されるべき弱い個体なのでしょうね。それでも人はなかなか死ねない生き物なので私のような頭の悪い低学歴は死ぬまで生き地獄を味わうことになるのです。もちろん中卒・高卒でも立派に働いておられる方はたくさんいらっしゃるので、全員がそうであると言っているわけではありません。

現在私は就職していますが、英語がまったく喋れない人間が英語教師をするくらい無茶な職に就いてしまいストレスで毎日体調不良です。転職活動が長引くと、雇ってくれるならどこでもいいやという発想になってしまい危険ですね。